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ペットロス「忘れたわけではありません。いつまでも心のなかに生きてます。」

グリーフケア専門カウンセラーの日高りえです。

Y・Iしゅうさんからいただいたエールフォワード(体験談)です。

エールフォワードとして受け渡していきたいと思います。

エールフォワードとは、
喪失体験のある方が少し過去を振り返り、愛する方を亡くした時、助けになったこと・励みになったこと・心の支えになった体験を、エールを込めて受け渡していくという意味で名付けています。

私たち夫婦は年が離れています。25歳年下の妻と駆け落ちをし夜逃げどうぜんにこの地に来ました。頑張って妻を幸せにしたく、がむしゃらに働きました。昼も夜もでも、夜勤の時知らない土地で寂しい思いをさせたくないためネコを貰うことにしました。その子のおかげでどれだけ癒され、寂しさも紛れたか。ありがとう・・しゅい君。

でも、15年生き亡くなりました。最後を看取ることが出来ずに。いっぱい幸せにしてくれたのに。叱ったりしてごめんね。あれから妻がペットロスになり、どうしょうか迷っていました。新しい子を貰おうと思って色々さがしたがなかなか見つからない。しゅう君が怒ってんかなと思い、やめました。

ところがある日、一匹の子に出逢いました。と言う事はしゅう君が(この子ならいいよ)と言ってるよいに思い迎え入れました。優しくて賢くおとなしい子です。やっと妻も元に戻り暮らしています。

けっして、しゅう君の事は忘れたわけではありません。いつまでも心のなかに生きてます。そして、しゅう君のおかげでこの子に出逢いました。事、感謝してます。ありがとう。

しゅう君  愛してます。

「今つらい状況の方にどんな声をかけますか」という質問に、このように答えてくれています。

新しい子を迎え入れるのは辛いと思いますが亡くなった子ともう一度心から話し。新しい子の事を聞いてみたら、きっと応えてくれると思います。

奥さんのペットロスを新しい子が救ってくれたんですね。そして、しゅう君も救ってくれた。本当によかったです。
感謝の気持ちがしゅう君にも届きますように。

Y・Iしゅうさん、ありがとうございました。

日高りえ

 

「エールフォワード」あなたの体験をお聞かせください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。

体験をお聞かせください

 

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