大切な人や愛する存在を亡くした方のためのグリーフケアサイト

「私の孤独はここで解消された」

奥様を亡くされて、ひとりになったAkiraさん。
深まる孤独の中、パートナー探しを始めます・・・。

「亡き妻へのレクイエム」「逝き去りし人々への愛と惜別の歌」を執筆されたAkiraさんが、新たな本を出版されました。

「二人同居することの煩わしさと 一人で残されることの寂しさと」
―最晩年を生きる―

著者の安茂興人ことAkiraさんより、出版された本をお預かりしています。
読みたい方は、お貸しいたしますね。

本の内容を一部抜粋してご紹介いたします。

エールフォワードとして受け渡していきたいと思います。

エールフォワードとは、
喪失体験のある方が少し過去を振り返り、愛する方を亡くした時、助けになったこと・励みになったこと・心の支えになった体験を、エールを込めて受け渡していくという意味で名付けています。

お互いの相手の「過去」を否定するのではなく尊重するということになります。今でも相手の「主人」は亡くなられたご主人で良いと思いますし、私の「家内」は自分の亡くした妻で良いと思います。お互いかけがえのない伴侶を亡くしたわけですから。わたしたちの関係はいわば同居人。これで十分なのです。

私たちはこれで新しい一歩を歩みだしたのですが死別再婚の難しことはいっぱい未解決で残っています。

めでたく私たちが再婚した夫婦になってもお互いの子供たちと私たちでは実の親子のような交流がないのが何よりもそれを物語っています。私たちが幸せになるためにはそれを乗り越えて生きていかねばならない。子供たちとの軋轢はこの道を選んだ私たちの宿命なのです。亡くしたパートナーでない所に目線が向いている私たちに神様が下した罰かもしれませんね。

一人で生き続けることとパートナーを求めること。何が正しくて何が正しくないのかいくら考えてもいまだにわかりません。
どちらを選択するにしても人間は苦しいです。

孤独老人で最後まで行くということは言葉の上ではとてつもなくかっこいいものですがよほど活力のある者のみが成し遂げられる所業ではないでしょうか。亡くなった家内にも操を立て続けていく。然し精神的にも肉体的にもこの状態を長く続けることは子供たちの積極的な支援なくしてとてもできることではない大きな生き様なのです。

 

人は大人になっても迷い子と、あるお坊さんがいっておりました。

正解だと思えば正解、間違いだと思えば間違いなのかもしれませんね。

多くの方にAkiraさんの思いが届きますように。

日高りえ

 

「エールフォワード」あなたの体験をお聞かせください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。

体験をお聞かせください

 

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