カウンセラーの日高りえです。
6年前に奥様を亡くされたあんもないとさんから届いたメールをご紹介いたします。
エールフォワードとして受け渡していきたいと思います。
エールフォワードとは、
喪失体験のある方が少し過去を振り返り、愛する方を亡くした時、助けになったこと・励みになったこと・心の支えになった体験を、エールを込めて受け渡していくという意味で名付けています。
今年の春、亡妻の７回忌になりますので、かつて住んでいた庭をきれいにしました。
しばらく手入れをしていなかったので草ぼうぼうで雑木が大きく成長してまるで廃墟のようでした。シルバー人材センターに依頼して植木の剪定と雑草の除去作業を行いました。
すると全く気付かなかったのですが雑木に紛れて一本の桜の木が成長しているのが見つかりました。 植物図鑑で何度も調べましたが桜の若木に間違いありません。
花はまだついていませんが。 生前妻は桜の花が大好きで毎年全国の花めぐりをするのが趣味でした。法名にも「桜」の文字が入っています。親戚にもこの話を知らせたらそれは妻の生まれ変わった姿だよとまでいっておりました。
実際は私が妻の没後毎年仏壇に飾っていた桜の盆栽が地面におろして根ずいたものと思います。なのでこの木だけは伐採せずに残しました。毎年季節になると花を咲かせることでしょう。
これで私は安心してあの世に旅立つことができます。思い残すことはありません。
あんもないと
あんもないとさん、メールありがとうございました。とても素敵なお話しだったので、このような形でご紹介させていただきました。
これからもよろしくお願いします。
エールフォワードとして受け渡していきますね。
カウンセラー 日高りえ
「エールフォワード」あなたの体験をお聞かせください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。
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