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大切な友達を亡くして「行き場のないこの悔しみは、 どこにぶつけたらいい?」

トキさんから届きました、大切な友達 りょっぴーさんへのお手紙をご紹介します。

トキさんからりょっぴーさんへ「天国への手紙」

りょっぴーへ

あなたと初めて出会ったのは、
高校1年生のとき。
席が近い五人組で高校3年間過ごしたね。

毎日バカみたいに笑って、
いろんなところ遊びに行って、
ときどき喧嘩もしたね。

私の中で、あなたはいつのまにか
かけがえのない存在になってて、
これからおばあちゃんになるまで
五人で末永く付き合って行くんだって思った.

だけど、突然の別れすぎて
この事実を受け入れるには時間がかかった。
聞けば、高校卒業間近の3月から9月まで、
あなたはガンと闘ってた。
誰にも言わず、一人で、ずっと。

私たちは何も知らなかった。
何も知らないのに、遊ぼ?とか何してるん?
とか、無神経にLINEを送ったり、電話した。
あのとき、もっともっと体調を聞いたり
喋るまで聞き続ければよかったね。
気持ちを理解するとか偽善的な事は言わない

けど。
そばにいて、
笑わせてあげる事は出来たかなって。
寄り添う事は出来たかなって。
後悔ばかりの日々です。

怒ってない?
泣いてない?
ごめんね、ほんとうに。ほんとうに。

りょっぴーは強がりさんだから、
きっと頼りたかったはず。
それは、私たちも一緒の気持ちだった。

だけど、
抗ガン剤治療で髪が抜け落ちていく自分や、
痩せこけていく自分を、
見られたくない気持ちも十分すぎるほど
理解できるから苦しいの。
あなたの気持ちが痛いほど、
理解できるから悔しいの。

行き場のないこの悔しみは、
どこにぶつけたらいい?

できることならもう一度、
会ってお話ししたい。
謝りたい。
ありがとうって感謝を伝えたい。

あなたを思い出にするのには
まだまだ時間はかかるし、
あなたのところに5人揃うには、
まだまだかかってしまうけど、

いつかまた、いつの日か、
5人でバカして笑いたいね。

その時は、なんで先に来てんの!って
叩いてやる。覚悟しててね。
それまで、しばらく上から見守ってて。

ずっと、
永遠にだいすきだよ、涼那。

トキ

トキさん、お手紙ありがとうございました。

トキさんの思いが、りょっぴーさんへ届きますように。

グリーフケアカウンセラー 日高りえ

 

天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。

天国へのお手紙をお送りください

 

 

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