れいこさんから届きました、お母さんへのお手紙をご紹介します。
れいこさんからお母さんへ「天国への手紙」
天国のお母さんへ
早いもので、お母さんがそちらの世界に行ってからもう2年あまり
になります。 お母さんが死んだ時、私は生きるのが本当に辛かったです。それま
で、色々辛いことがあったのに、本当の生きることの辛さを知らな かったと思いました。 今は前より受け入れられるものが多くなった気がします。お母さん
の死に比べたら、受け入れられないものなんてありませんから。 人生で一番辛いことがすでにおきてしまったので、私はもう大丈夫
です。 今は少しずつ、ゆっくり前に進んでいます。
今日は、山下達郎さんのREBRONという歌をお母さんに送りま
す。初めて聞いたとき、涙がとまりませんでした。 長くなりますが、以下がその歌詞です。 生きることを教えてくれた
あなたを忘れないよ
かけがえのない愛の形見に
さみしさは似合わない
そっと微笑む
にじむ夜を抱きしめあなたはいつだって
わたしのそばにいる
目に見えぬ力で
心を奮わせる
いつかまた きっとまた
めぐり会う時まで
少しだけのさよなら触れることはもうかなわない
でも いつも感じてる
わたしたちが生きた証しを
くちびるに言葉を乗せ
あなたの代わりに
歌おう 声の限りにわたしたちはみんな
どこから来たのだろう
命の船に乗り
どこへと行くのだろう
あなたからわたしへと
わたしは誰かへと
想いを繋ぐために悲しまないで
うなだれないで
振り向かないで
怖がらないで
止(とど)まらないで
あきらめないで
生きて行きたい
あなたのようにあなたはいつの日か
ふたたびよみがえり
永遠のどこかで
わたしを待っている
たましいは決して
滅びることはない
いつかまた きっとまた
めぐり会う時まで
少しだけのさよなら
たくさんのありがとう
少しだけのさよなられいこ
れいこさん、お手紙ありがとうございました。
れいこさんの思いが、お母さんへ届きますように。
グリーフケアカウンセラー 日高りえ
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。