グリーフケア専門カウンセラーの日高りえです。
24日のクリスマスイブには、近くの教会のミサに行ってきました。
クリスチャンではありませんし、教会に行くのは子供のころ通ってた土曜学校(お菓子がもらえたので)、そして大人になって観光で行ったくらいです。
秋くらいから、ある地域の合唱グループに時々参加させていただいて、その中に教会の奥様がいらっしゃるんです。
それで、教会のお話を少し聞いて行ってみようと思いました。
とは言っても、その方の教会は家から距離があるので、近くの教会に行ってみたんです。
キリスト教徒でなくても行って大丈夫ってことでしたので。
しきたりとか、よくわからなかったので戸惑うこともあったのですが、行ってよかったかなって思っています。
まず、世間のクリスマスの賑わいとは違い、聖なるものというものを感じました。
イエス・キリストの生誕をお祝いする日ですが、哀しみさえも包み込むような不思議なものを感じましたね。
天使のような聖歌隊の歌声も素敵でした。
なぜだか、涙が流れました。
なんででしょうね。
特に、これがあってとか言うことがあるわけではないのですが、何度が涙が流れました。
何かが洗い流されたんでしょうかね。。
子どもの頃に見た、「大草原の小さな家」のドラマを思い出したりしました。
宗教というのは、ときに救いとなります。
宗教というより、思想というほうがぴったりくるかもしれません。
スピリチュアルな考えも、生死ということでは非常に救いになると思っています。
般若心経も、救いとなると思っています。
いまこの現世にどっぷり浸かっている私たちには、理解しきれないことも多いですが、頭では分かっているけど、思いがついていかないということもありますが、そういった考え(思想)が、人を超えた本来の姿なんだと思います。
でも分かりきれないから、人間なんだろうなとも思います。
長くなりましたが、クリスマス、そして年末年始と、気持ちが不安定になりがちです。
こんな気持ちになるのは、自分だけなんじゃないかと余計に辛くなってしまったりもしますが、決してそんなことはありません。
大切な人を亡くした人ですから、気持ちが不安定になって当然です。
私にできることは些細なことですが、来年も変わらずともに歩んでいければと思っています。
1人ではないということを忘れないでいてくださいね。
日高りえ