小林麻耶さんが、2018年に結婚した旦那さまとテレビ出演されていました。
そこで、最愛の妹、小林真央さんが亡くなった後のお気持ちについて語っています。
「前を向けない自分にたいして、自分責めが始まってしまう…。」
それに、麻耶さんは芸能人ということで、真央さんが亡くなった後に、心無い噂が連日報じられるようになってしまいました。
マスコミや週刊誌の「真央さんの後釜を狙っている」「海老蔵と再婚か」という報道や記事。
しかも、まったく知らない方からも「麻耶ちゃん、海老蔵さんと仲良くね。再婚して幸せにしてあげてよ」って。
……。
なんだか涙が出てきます…。
真央さんが亡くなってから行った、ハワイへの親族旅行でも。
元気になったら真央さんと一緒にみんなでハワイに行こうねと言っていたので、行った先でも、笑顔で笑っていたら、「もう笑ってるなんて」「妹のことなんて悲しんでないんですね」って。
笑ったらいけないんでしょうかね?
または、「(真央さんのこと)忘れちゃだめですよ」って。
麻耶さんは「忘れるはずないし、忘れられないし」。
こう語っています。
私は、だんだんと憤りを感じてしまいます。
ファンの方からも「いつまでも悲しんでないで前を向いて」って。
大切な方を亡くした方には、この言葉がどんなにきついかわかると思います。
そして、それが自分を気遣っての励ましの言葉だからこそ、前を向けない自分にたいして責める気持ちが出てきてしまう。
本当はそうしたいのに、出来ないからこそ余計に。。。
麻耶さんは、最愛の妹を亡くされて、「亡くなって2年経ちますが、妹が目の前からいなくなってしまったときは、悲しいとか寂しいとか言葉で表現できる感情を超えていました。」
そう言っています。
今もおそらく同じかと思います。
それでも、結婚された旦那さまは、そっとしといてくれる。そんな優しさがある方なんですよね。
それが一番の癒しだと思います。
麻耶さんは旦那さまのことを、「妹からの天国からのプレゼントだと本当に思いました。」と語っています。
亡くなった方からのプレゼント。
それは、どなたにもありますよ。
自分にはない。って思う方も、今はまだ気づけていないだけですからね。
麻耶さん、テレビで語っていただきまして、ありがとうございました。
日高りえ
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