おばあちゃんっ子さんから届きました、ばぁばさんへのお手紙をご紹介します。
おばあちゃんっ子さんからばぁばさんへ「天国への手紙」
ばぁば
早いもので、ばぁばが亡くなってから9ヶ月があっという間に経ち
ました。
最初は泣いてばかりだった私も、今ではふと思い出して泣くくらいに落ち着きました。
最期の最後まで、いっぱい愛してくれてありがとう。私が、病院で泣いちゃったとき、動くのだってしんどかったはずな
のに、すごくつらかったはずなのに、 力強く手を握り返してくれたね。もう一度頭を撫でて欲しくてばぁ ばの手を頭の上に乗せて、そしたらホントに撫でてくれて。 ばぁばが亡くなったってお母さんからLINEがきたとき、私は大
学で授業を受けていて、眠くて寝ちゃってたから、どこか夢のよう な気がしたし、でもやっぱり心のどこかで現実って分かってて、心 が空っぽになった気もした。 病院に行ったら、冷たくて、固くて、でもみんなに泣いてるところ
見られたくなくて、でもばぁば見ちゃうとどうしても泣いちゃうか ら、あんまり見れなかった。 ばぁばのがっしりした体に何回も抱きつきたくなったよ。そこにい
るのに、もう、抱きつけないんだなって事実が、悲しくて、 寂しかった。 私、後悔してること、いっぱいあるよ。
ばぁばの子供の頃の話、ちゃんともっと、聞けばよかった。私が自分の話ばっかで、ばぁばは聞いてくれてたのに、ばぁばの話を私は 全然聞こうとしなかったね。ばぁばもそれのせいで話そうとしなく なっちゃったね。ちゃんとばぁばの小さい頃の話聞いておけばよか った。 亡くなってからはもう、当たり前だけど、何も聞くことがで
きないよ。何が好きだったの。どんな子供だったの。もう、 何も聞けない。 それからもう1つ、ばぁばの生活を想像してあげることが出来なか
った。
私はバイトって言ってばかりで、都合のいいときにお泊まりに行く程度で、普段なかなか家に遊びに行かなかったよね。行っても、ス マホいじってて、ばぁばがわざわざリビングに来てくれても黙りし てた。 本当に、私ってなんて最低なんだろう。
ばぁばの足が悪くなってから、ばぁばは杖をついて一生懸命歩いて 、外なんて出歩けないからいつも家の中でしか過ごせなくて。 毎日話し相手の少ない家の中で、ばぁばは過ごしていたんだよね。
もっと、遊びに行けばよかった。週に1回はちゃんと、ばぁばに会 いに行けばよかった。 ばぁばが亡くなってからね、今現在までコロナっていう感染病が世
界中で流行ってるんだ。
コロナにかかるとすごい辛いって。
だから、亡くなっちゃったのは悲しいけど、コロナが流行る前で良かったとも思うよ。 もし、まだ生きてたら、会いに行けないからばぁばにまだ退屈な生
活をさせてしまう。
もし、今のタイミングで入院なんてなったら、お見舞いも制限されてるかもしれなかった。ばぁばの最期にも会えないで、次に会うの が骨になってからかもしれなかった。 どうしても寂しくて、悲しくて、たまに思い出して泣いちゃうけど
、私もばぁばみたいに最期まで生きるよ。しんどくなる時もあるけ ど、数十年後にばぁばに会えるのを信じてるよ。 そしたら今度こそ、ばぁばの小さい頃の話を聞かせてください。 また、いっぱい甘やかしてね、大好きだよ、おばあちゃん、だいす
き、大好き おばあちゃんっ子
お手紙ありがとうございました。
おばあちゃんっ子さんの思いが、ばぁばさんへ届きますように。
日高りえ
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。
愛する人を身近に感じることできる 天国からの「愛のメッセージ」
あなたへの言葉を受け取って♡
↓ ↓ ↓