優子さんから届きました、お母さんへのお手紙をご紹介します。
優子さんからおかあさんへ「天国への手紙」
おかあさん
お母さん、いまはどこにいますか?
幸せですか?苦しくはないですか?我慢してませんか?余命告知をしなかってので、後悔しています。
なにか、言葉を残したかったのではないかと。あの時は嘘を通すことが、お母さんの幸せと思っていましたが、それは、悲しんで、絶望するお母さんを受け止める自信がなかったという、自分可愛さの判断でした。最後、お母さんは2日間、息苦しそうに眠り続けて、自分が死んでしまうことも知らずに、逝ってしまいました。嘘ばかりついていました。よくなってるよ、心配しないで。最後までうそをつきました。
お母さんが死んでしまうのは、一番にお母さんの問題で、お母さんが心の準備をしなくてはいけないのに、私は全てを知っていて、自分だけお母さんがいなくなる時の、気持ちの準備をしてました。自分がショックを受けないために。ごめんなさい。
いつも自分のことばかり、周りに気を使っているように見せても、結局は自分のことばかり。お母さんごめんなさい。
優子
優子さん、お手紙ありがとうございました。
優子さんの思いが、お母さんへ届きますように。
グリーフケアカウンセラー 日高りえ
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。