幸せに花開く相談室の日高りえです。
2016/4/18にお送りいただいた、邦枝さんからのお手紙をご紹介します。
愛する幸雄さん
また手紙を記します。
あなたが死んで18日、今までに経験のない悲しみを抱きながら毎日何とか生きてます。
仕事にも行ってます。週末は2人でゆっくり過ごしましたね。
今はあなたのいない部屋が広く感じます。あなたが使っていた箸や歯ブラシ、お茶碗、湯のみ、コップ
あなたが着ていた服。
持ち主を失った品々があなたの在りし日の姿を思い出させます。あなたが寝ていたベットの左側、まるであなたが寝ているように開けてあります。
あなたはわたしのすべてでした。いなくなって改めてあなたの存在の大きさを知るなんて。
幸せになれてしまったわたしの罰ですね。わたしは時々元気です。
そして時々いたたまれない気持ちに苛まれます。あなたの姿はなくてもわたしの手があなたの感触を覚えてます。
わたしの身体中があなたの匂い、温かさを覚えてます。
わたしの耳があなたの声を覚えてます。
そして心があなたとの愛を覚えてます。愛してる幸雄さん。一生あなたを愛し続けます。
また手紙書きますね。
邦枝
邦枝さん、お手紙ありがとうございました。
「毎日何とか生きている」
このようなお気持ちの方は、本当に多いです。
邦枝さんのお手紙で、自分だけではないんだと安心されていると思いますよ。
また、お手紙お待ちしていますね。
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。
日高りえ