いづみさんから届きました、唯一ただ一人の親、父ちゃんへのお手紙をご紹介します。
いづみさんから父ちゃんへ「天国への手紙」
父ちゃん、
居なくなってもうすぐ一年になる。今日、突然涙が溢れ
た。父ちゃんの葬儀から暫くは泣いて泣いて泣き続けて、ようやく 日常に戻りつつあると思ってた。それでも涙は枯れない。 生後3ヶ月の私を連れ、家に火を付け自殺した母。燃え盛る家から
全身大火傷を負い私を助けてくれた父ちゃん。私の命は母から貰っ たんじゃない。父ちゃんが私に命をくれた。 出世を棒に振り、
世間から白い目で見られ、母方の親族からの罵倒にも耐え、それで も笑顔の裏に消えない痛みを隠し「あんたァ明るぅ生きんさい」 と言っていた父ちゃん。 頭が良く多趣味で読書家、そんな父ちゃんからもっといろんなこと
聞きたかった。もっとたくさん話したかった。 もっといろんな所へ行きたかった。 遺影の前で泣き崩れても、笑って話しかけても、もうなんの返事も
ない。優しくて緩い声は聞こえない。 父ちゃんはいなくなる数年前に病に倒れ施設暮らしになってしまい
、離れた生活だったけど平穏にやり過ごせた。父ちゃんは生きてい たから。 父ちゃん、会いたい。
父ちゃん、一日も忘れたことはないよ。
父ちゃんの所へ行きたい。だけど父ちゃんがくれた命を粗末にはできない。 父ちゃん、どうすればいい?
消えない火傷跡のついた手を握りたい。
結婚もせず、子供も居らず、いつまでも我儘な娘だけど、父ちゃん、魂があるのならどうかこの先を照らして欲しい。 父ちゃんは私の誇りであり、命であり、生きる糧だった。
父ちゃんは眠るように突然静かに逝ったね。ありがとうの気持ちはたくさんあるけれど、それよりも、ただ、会
いたい。
父ちゃん、父ちゃん、父ちゃん…いづみ
お手紙ありがとうございました。
いづみさんの思いが、お父さんへ届きますように。
日高りえ
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。
愛する人を身近に感じることできる 天国からの「愛のメッセージ」
あなたへの言葉を受け取って♡
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