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天国のおばあちゃんへ「ちゃんと立ち直るから、もう少しだけ時間をください。」

N.Rさんから届きました、おばあちゃんへのお手紙をご紹介します。

N.Rさんからおばあちゃんへ「天国への手紙」

今年の3月に亡くなったおばあちゃんへ。

ばあばの病気がもうどうしようもないところまできていると聞いた時は本気で神様を恨みました。

去年の夏に、10年振りに泊まりに行ってその時のすごく元気な顔が今でも鮮明に思い出せます。
ご飯を2杯も食べることや、ぶどうをつけておいたら偶然ワインのようなものを作ってしまった話がとっても面白かったよ。

私が芸能の道へ進むのを反対していたけれど去年の11月、姉がひらいた旅行の別れ際に頑張ってと言ってくれて本当に嬉しかったです。
でもまさか、何も見せられないままこんな日が来てしまうとは夢にも思いませんでした。

ばあばに何もしてあげれてないし、私が頑張ってる姿を見せる機会がもうないのだと思うと本当に悔しいです。

病床のあなたの手は柔らかくて握る力は強くて優しくて死にゆくことが信じられませんでした。

私はまだあなたの死から立ち直れていません。
ばあばと同じくらいの歳の人を見ると苦い気持ちが広がって、どうして死んじゃったんだろうと思います。

ドラマであなたと同じ境遇の人が出ると耐えられずにチャンネルを変えてしまいます。
今でもあなたが生きているように感じられることがあります。
でももう私の記憶と思い出の中にしかいないことはわかってるんです。

夢にあなたが出てきた時今までが全部嘘だったんだと思ってほっとしました。
起きた時にそれが嘘だとわかって泣いた日もあります。
強い喪失感と虚無感の中で半年が過ぎ去って行きました。

ばあばがこんなの望んでないのはわかっています。
でももう少しだけ時間をください。
ちゃんと立ち直るから、もう少しだけ時間をください。

ばあが作ってくれた野菜もお米もお味噌も梅干しもあなた自身も大好きでした。

N.R

N.Rさん、お手紙ありがとうございました。

N.Rさんの思いが、おばあちゃんへ届きますように。

日高りえ

 

天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。

天国へのお手紙をお送りください

 

家族を失ってどうしていいかわからない…

少しでも心が軽くなるように

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