紀子さんから届きました、お母さんへのお手紙をご紹介します。
紀子さんからママへ「天国への手紙」
ママ
最近はね、
いつも通りの私に戻ったよね。ママが亡くなった夏みたいに、
コロナはまだまだだけど、
ウィズコロナで対策しながら
近場に旅行に行ける余裕も出てきたよ。あー、
こうやって日常を取り戻していくんだなぁって感じた。紅葉が素敵すぎて
ママと観た紅葉を思い出したけど、泣かなかった。家に帰って
ご飯を炊こうとした時、
お米が無くなったのに気がついて。『新米発売されたから送るね~』
あー、
ママからいつもこの時期に電話来てたなって。『お米まだある?送ろうか?』
あー、
いつもお米送ってもらってたなって。ママから送ってもらったお米、もう無くなっちゃったな…と思った
ら、 涙が止まらなくなって。
まさかお米の事でこんなに泣くとは思わなかったよ。もう
こんな会話も無いし
お米も届かないんだなって。同じ銘柄を自分で買えばいいんだけど、
なんでだろ、
ママが送ってくれたお米が美味しかったんだよな。11月26日が百ヶ日だね。
なんかわかってきた。日常の節々にママの記憶があって、
その記憶を抱きしめながら変化していくんだね。今度は私が新米買ってくるから、明日ごちそうするよ。
一緒に秋を感じようね。
楽しみだね。追伸
今度泣く時はきっと、冬になってママが作ったおでんが食べたくなった時だね。
食べ物の事ばかりでごめんなさい。紀子
お手紙ありがとうございました。
紀子さんの思いが、お母さんへ届きますように。
日高りえ
天国へのお手紙をお送りください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。
愛する人を身近に感じることできる 天国からの「愛のメッセージ」
あなたへの言葉を受け取って♡
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