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夫を亡くして「まだ実感がなく、それでも、日常は流れていく」

グリーフケア専門カウンセラーの日高りえです。

はなさんからいただいた、電話相談の体験談です。

エールフォワードとして受け渡していきたいと思います。

エールフォワードとは、
喪失体験のある方が少し過去を振り返り、愛する方を亡くした時、助けになったこと・励みになったこと・心の支えになった体験を、エールを込めて受け渡していくという意味で名付けています。

 

2か月ほどまえに、夫を病気で亡くしました。
1年ほど入院していたので、まだ実感がなく、それでも、日常は流れていくし、
経済的には、仕事があるので、厳しいながら路頭に迷うことはないものの、学生二人をかかえ、不安もいっぱいです。
頑張らなきゃという気持ちで、あっという間に2か月が過ぎたけれど、喪失感もあるし、もっとしてあげられたのにという、罪悪感もあるし、
このモヤモヤが、電話でなんとかなるのか?疑問にもちながら、お話させていただきました。

見知らぬ方であることが、かえって、頑張らずに心のオリを吐き出させてくれるんだと思いました。
自分の周りには、心配してくれる人が多く、その人たちには、大丈夫・・っていってしまうし、
アドバイスをくれるひとには、そんなの、わかってるけどできないよ!と反発してしまったり、あなたにはわからない!と思ってしまったり。
日高先生は、同じ喪失体験を持って、共感してくれるので、そこも大きかったと思います。

たった数分で涙が溢れてきたのには、自分でも驚きました。
電話相談が、こんなにいいものだったなんて・・・。

何が問題なのかわからない。
でも、なんだか、モヤモヤとしたものをかかえている。
特に、家族を失うなどの喪失感を持った人には、絶対おすすめ。
とりあえず、その気持ちと向き合うことができると、一歩進めると思います。

はなさん 50代

はなさん、ありがとうございました。

他人だからこと、気兼ねなく話せることってありますよね。
家族や友達には、心配かけたくないとか、気持ちをわかってもらえなかったりとか傷つくこともあります。

子育てもあり不安なこともあると思いますが、時々は気持ちを吐き出してくださいね。

グリーフケア専門カウンセラー 日高りえ

 

「エールフォワード」あなたの体験をお聞かせください。
想い出のお写真とともにご紹介させていただきます。

体験をお聞かせください

 

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