大切な人や愛する存在を亡くした方のためのグリーフケアサイト

悲しみを乗り越えるために 安心で短期間で効果のあるグリーフケアを目指して

カウンセラーの日高りえです。

今年の春頃から、グリーフケアの新しい考え方を取り入れてはじめ、現在も進行中ですが、カウンセリングやグリーフケアワークの見直しを行っています。

グリーフケアは、人によって状況も違えば、亡くした人も違う。その関係性も違う。経緯も違う。性格も、環境も違う。
だからこそ、まったく同じグリーフ(悲嘆)はないと言われています。

そうですよね。私も含め、みんな一人ひとり違っているし、それぞれの人生を歩んできている。思っていることも考えていることも違います。

それでも、カウンセラーとしてできること、やれることはあると思っています。

 

私は、自分のように長い間、死別の哀しみや苦しみの中にいて欲しくないという思いから、グリーフケアのカウンセラーをしています。

そしていつでも、グリーフケアに関して頭が働いてしまいます。こういうことがヒントになるかな、こうことが助けになるかもしれないなって思ったり。

これからは、短期間で効果的なグリーフケアを取り入れようとしています。

大切な人を亡くしたのですから、カウンセリングを受けた瞬間から「はい、すこぶる元気です!」とはいかないと思います。

悲しさはあるけれど、寂しさもあるけれど、それでもそこだけに捉われることなく、楽しいことは楽しいと思えて生活していけることなんだと思います。

足を怪我した時、きちんと処置をして傷口がふさがっても、傷跡はまだ残っている。触ると痛みを伴うし嫌な気持ちも伴う。それでも、日常生活には大きな支障はなく、やっていける。そんな状態かと。

ネックになっている辛い思いがあるなら、少しでも方向転換できて、心が軽くなっていただければと。

一年位前の自分を振り返ると、ぐいぐいと元気な領域に引き上げようとしていた部分が強かったかもしれません。ですので、ついていけないと思われた方もいたかもしれません。すみません。。

 

何かしら今の現状を変えたいと思っていたり、前に進みたいと思っていたり、つい最近傷ついたことをすっきりさせたいということもあると思います。

または、愛する人を失った哀しみや喪失感をどうにかしたいわけではなく、ただ今の思いを知ってほしい、共感、共有してほしいということもあると思います。

亡くなった方への怒りがあったり、逆に開放感があることで人に言えない思いをしていることもあると思います。

そんな相談者様の心を一番大切にしたいと思います。

 

月日が経つとだんだんと周りの人に、家族や友達に自分の辛い気持ちを話せなくなってしまいます。

「まだそんなこと言っているの」「気持ちを切り替えて」と言われてしまったりします。

私は、自分が死別の体験者だからこと、その気持ちが理解できます。私も同じ経験をしてきましたから。。

だからこそ、家族や周りに人に話せないことは、私に相談してくださいね。相談なんて、堅苦しく考えなくていいです。溜まっていた気持ちを話せる知り合いの女性って感じに思ってください。

 

また詳しいことが決まり次第お知らせしますね。

日高りえ

 

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