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動画 青い鳥「私たちのことを思い出してくれるだけでいいのだよ」

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日高りえです。

青い鳥の朗読動画がご紹介します。

メーテルリンクの「青い鳥」より、私が朗読しています。

 

「青い鳥」は、子供向けのお話ですが、読めば読むほど大人向けの作品です。

人は死なないってことを伝えたく、メーテルリンクの「青い鳥」にある「思い出の国」のシーンの動画を創ってみました。

愛する人は、元気で他の家族と一緒にいます。
寂しいこともなく、幸せでいます。
だから、思い出すときは楽しかった時のことを思い出してください。
そして、悲しみの時間ではなく、一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。

青い鳥とは、
青い鳥を探しに、チルチルとミチルがいろいろな国に行き、あきらめて帰って来た家に青い鳥がいたということに、気づく物語です。
人生のすべて通じる、多くのことを教えてくれる、とても深いお話しです。

想い出の国とは、
亡くなった家族がいる国です。
家族は、今も変わらず元気でいます。
そして、いつも思い出してくれることを待っています。

 

セリフを抜粋してみました。

チルチル 「どうして会えるの?おじいさんたち死んでしまっているのに。」

妖女 「どうして死んでしまっているものかね。お前たちの思い出の中で立派に生きているじゃないか。人間はなにもものを知らないから、この秘密も知らないんだね。死んだ人でも、だれかが思い出しさえすれば、生きてたことと同じように幸福に暮らしてるんだということが、これからわかるんだよ。」

おばあさんチル 「どうしてもっとたびたび会いにきてくれないのかい?わたしたちはいつでもここにいて、生きている人たちがちょっとでも会いにきてくれるのを待っているんだよ。お前たちが最後にきたのは、あれはいつだったかね?お前たち万聖説の日、わたしたちのこと思い出したろう?」

チルチル 「ええ」

おばあさんチル 「それごらん、私たちのことを思い出してくれるだけでいいのだよ。そうすれば、いつでもわたしたちは目がさめて、お前たちに会うことができるのだよ。」

チルチル 「なんんだ、それだけでいいのか。」

おばあさんチル 「でも、おまえ、それぐらいのこと知っておいでだろう?」

チルチル 「ううん、ぼく知らなかったよ。」

おじいさんチル 「生きている人だちが思い出してくれて、目がさめるのを待っているんだよ。生涯をおえて眠るということはよいことだよ。だが、ときどき目が覚めるのもなかなか楽しみなもんだがね。」

チルチル 「じゃ、おじいさんたち本当に死んでるんじゃないんだね?」

おじいさんチル 「(びっくりして)なんだって?今なんて言ったね?どうもお前たちは、私たちの知らない言葉を使うねえ。」

ミチル 「死ぬっていうこと? 」

おじいさんチル 「それそれ、その言葉だよ。どういう意味なんだね?」

チルチル 「人がもう生きてないということなんだよ」

おじいさんチル  「あちらの人たちはばかだねえ。」

チルチル 「おじいさんちっとも変ってないなあ、ちっとも。それにおばあさんも変わっていないよ。反対に、ふたりとも前よりずっときれいになったなあ。」

ミチル 「お墓に埋められた弟たち三人はどこにいるの?」

おばあさんチル 「そら、出てきた。出てきた。だれかが思い出してやったり、うわさをしたりするとすぐ、お茶目さんたち出てくるんだよ。」

ミチル 「この子、まだはいはいしているのね」

チルチル 「(子犬を見つけて)やあ、キキだ。ぼく、あいつのしっぽ、はさみで切ったっけ。ちっとも変ってないなあ。」

おじいさんチル 「そうだ。ここではなにも変わらないのだよ。」

チルチル 「ああ、みんな元気そうで、よくふとって、つやつやしてるなあ。きれいなほっぺたをして、おいしいものばかり食べてるみたいだ。」

おばあさんチル 「みんな生きることをやめてから、ずっと元気になったんだよ。もう、なんにもこわいことはないし、病気にもかかりっこないし、心配事もないからね。」

 

メーテルリンクの「青い鳥」にある「思い出の国」のシーンでした。

どうぞ、大切な人と楽しい想い出を一緒に味わってください。
そのとき、あなたと大切な人はつながっていますから。

後日、もう一つのシーン「未来の王国」を創りますね。

日高りえ

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